誤った認識

ラクステラさんの情報を元に再び問い合わせてみました。

Q:門前払い発動中
 青眼の白龍が攻撃表示の人造人間−サイコ・ショッカーを攻撃
 人造人間−サイコ・ショッカーは破壊が確定して戦闘ダメージが発生
 この場合、青眼の白龍は手札に戻りますか?
A:破壊が確定した時点でショッカーの効果は失われます。
 よって、門前払いの効果が発動して青眼の白龍は手札へ戻ります。

Q:同じ攻撃力になった異次元の戦士と人造人間−サイコ・ショッカーが戦闘で相打ちに
 この場合、異次元の戦士の効果に天罰をチェーンできますか?
A:上記の理由で天罰を発動できます。

Q:フォッシル・ダイナ・パキケファロが戦闘で破壊された場合
 永続効果が失われるタイミングはいつですか?
A:破壊が確定した時点です。(ショッカーの例と同じ)

戦闘で破壊が確定したら永続効果は失われるという認識でいいようだ。



最近、「任意効果が同時に発動したらタイミングを逃す?」という質問を見る。
「キラー・トマト同士の相打ちでは片方しか発動しないのか?」
「生還の宝札を複数枚発動していてもドローできるのは1枚だけ?」という具合だ。
もちろん、そのようなことはない。
では、何故そのような誤った認識が広まっているのか。
同時に発動した場合のチェーンの組み方にも任意効果は組み込まれているのに。
自分なりに考えた結果、次の2つの理由ではないかと思った。

まず1つは混沌の黒魔術師とディメンション・マジックの例である。
ご存知の通り「破壊か魔法回収は択一」と叫ばれている。
こうなる理由は、特殊召喚→(破壊)→チェーン終了という流れの中で
破壊すると特殊召喚のタイミングは失われ、魔法回収はできない。
従って、魔法回収するには「破壊しない」を選択するしかない。
よって、2つの効果は両立しないというものだ。
なお、破壊はディメマの一連の処理に組み込まれているものであり、混沌と同時というわけではない。
しかし、これを取り違えて「破壊と魔法回収は同時」という誤った認識が広がっている。
これが拡張されて「同時は択一」という誤認になったのではないだろうか。
これは優先権におけるならず者傭兵部隊のようなものと同じで
最初の例のインパクトがあまりにも強く、応用が利かなくなっている典型である。

2つ目は冥府の使者ゴーズなど手札から自身を特殊召喚する誘発効果である。
これらのカードが同時に発動タイミングを迎えた場合でも、1体しか特殊召喚できないことになっている。
これは基本に照らせば例外的な裁定である。
しかし、中にはこれを「同時に発動しているのでタイミングを逃して1体だけ」と解釈をしている人もいる。
この解釈が通常の誘発効果にも侵食してしまい、誤認を生んでいるのではないか。

この誤認が本人の中だけならいいのだが、回答者として誤認に基づいて回答をしているので拡がっている。
これの解決方法はやはり根気強く回答して正す以外ないだろう。

2008.08.25 | | Comments(0) | Trackback(0) | 遊戯王ルール

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